夏の暑さが引き起こす、思わぬ交通事故にご注意を!

7月、夏本番を迎え、暑さが日に日に厳しさを増してきます。夏は行楽シーズンでもあり、帰省や旅行、海や山へのレジャーなどで車を運転する機会が増える時期でもあります。しかし、そんな楽しい時間の裏側には、思わぬ交通事故のリスクが潜んでいることをご存知でしょうか?

特に注意すべきなのが「暑さによる身体・精神的な影響」です。気温が高くなると、体は自然と疲れやすくなり、集中力が低下します。運転中の小さなミスや判断の遅れが、大きな事故につながることは珍しくありません。


たとえば、炎天下の中でエアコンの効きが悪くなると、体温が上昇して熱中症のリスクが高まります。頭痛やめまい、倦怠感などの症状が出ると、正常な運転判断ができなくなってしまいます。また、眠気や脱水症状も注意が必要です。長時間運転する前にはこまめに水分補給を行い、適度な休憩をとることが事故予防につながります。

加えて、車のトラブルにも注意が必要です。夏場はバッテリーの寿命が縮まったり、タイヤの空気圧が上昇してバーストの原因になったりします。出発前には車の点検を忘れずに行いましょう。

また、夏の太陽は朝夕でも強烈な逆光を生み出します。フロントガラスの汚れが逆光によって視界を遮ることもあるため、ガラスクリーナーなどで定期的に清掃しておくことをおすすめします。

さらに、レジャーで普段運転し慣れていない道を走る場合、ナビやスマホの操作に気を取られてしまいがちです。運転中の「ながら操作」は非常に危険です。目的地の確認やルート変更は、安全な場所に停車してから行うようにしましょう。

7月は楽しい予定が増える時期ですが、事故が起きてしまっては元も子もありません。自分自身と家族・仲間の安全を守るためにも、運転前には「体調・気温・車の状態」をしっかりチェックして、安全運転を心がけましょう。

「暑いからこそ慎重に」。この意識が、あなたや周囲の命を守る第一歩になります。


 

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