さて、今回は2023年も架橋という事で今年の交通事故の推移をみていきたいと思います。
これまでの交通事故負傷者数が最も多い年は2004年で1,183617人にのぼりました。
・・・(続きはこちら) さて、今回は2023年も架橋という事で今年の交通事故の推移をみていきたいと思います。
これまでの交通事故負傷者数が最も多い年は2004年で1,183617人にのぼりました。去年は301,193人でピーク時から計算すると約75%も交通事故が減少しています。しかし今年は去年と比べて10月末の時点で8,433件も交通事故が増加しています。11月・12月の交通事故件数はまだ出ていませんがこの傾向だと去年より一万件ほど増加するでしょう。
年末は一年の中でも交通事故の多い時期になります。特に重大事故が発生しやすく注意が必要です。12月にどのような重大事故が増えているかを踏まえどのような走行をしたらよいか見ていきましょう。
薄暮時の歩行者発見の遅れや、焦るあまりの安全運転義務違反が多い
12月は市街地の事故が増加し、車両対人の割合が最も多くなります。その大半が道路を横断中に車と衝突しています。
原因として12月は日の入りが早く夜の時間が長いことにあります。ことに交通量が多い市街地では暗くなった道路を渡ろうとしている歩行者の発見が遅れる可能性があります。さらにドライバー側は忙しいと運転中につい先のことや他のことを考えてしまいがちで運転から注意がそれて重大事故を起こす危険性が高くなります。
走行するときの注意点
早めにヘッドライトを点けましょう
冬の時期は暗くなり始めるのがとても早いです。まだ明るいと思っていても気づいたら周囲が暗くなっていることがあると思います。気づかぬうちに視界が悪くなり事故が起きやすい状況になります。危機回避できるよう早めにヘッドライトを点けましょう!
携帯電話・カーナビの確認・エアコンの操作は車を安全な場所に停めて行いましょう
走行中に携帯電話やカーナビに目を移すとその一瞬で目の前の状況が一変する可能性があります。常に前方を注意できるように携帯電話、カーナビ操作、エアコン操作を行うときは車を停めて行いましょう。
車間距離を開けて周囲の安全確認をしましょう。
12月は忙しくなることが多くドライバーは焦りがちになってしまいます。交通事故はそんな時こそ起こりやすいのでこころと時間にゆとりをもって運転しましょう
定期的に車内を換気し休憩をとりながら運転しましょう。
暖房が効いた車内は徐々に酸素が不足する為長時間換気をしないと脳に酸素が行き届かず眠気を催します。長時間運転する際は定期的に換気や休息を行い安全運転に努めましょう。
ここ数日悲しい交通事故のニュースが多く流れてきます。ドライバーは心にゆとりを持ち安全運転をし、歩行者は交通事故に遭わないような行動を心がけ新年を迎えましょう!